看護部
東香里病院 看護部長挨拶
「地域の皆様に選ばれる病院を目指しています!」
東香里病院は、急性期一般病棟60床・精神科病棟95床・医療療養病棟45床を合わせ持つケアミックス型病院で患者様の病状やニーズに合わせ医療や看護を提供しております。
また、心と身体どちらも看れる専門的な看護ケアを提供していることも特徴です。
ご利用される患者様の多くは、地域の後期高齢者の方々です。
看護部は、地域の皆様に信頼され、当院を利用して良かったと言って頂ける病院であるよう、安全・安心で心のこもった看護の提供を目指しております。
そのためには、まず看護職員がいきいきと働ける職場、長く働き続けられる職場環境を整えていくことが重要と考え充実した教育体制を導入し、院内保育や子育て支援体制を整えております。
東香里第二病院 看護部長挨拶
当院は平成27年3月より東香里病院の精神科慢性期・介護療養病床の一部を、そして精神科デイケア・精神科訪問看護を併設した東香里第二病院としてオープンしました。
東香里第二病院看護部は、地域医療の抱える課題である、障害者医療の自立回復と地域移行。そして急増する認知症患者さんの身体と精神の支援が、同時に行える三上法人の持つ、トータルケサービスの医療・介護資源を用いて、直に向き合いたいという願いで取り組んでおります。
障害者医療や高齢者医療の現場では、常に同時多発的な患者のニーズにあふれ、業務スケジュールとは別に、その都度の看護・介護介入を必要とします。しかし私たち東香里第二病院の臨床現場には、看護の他、摂食機能訓練士(ST)や作業療法士(OT)、そして精神保健福祉士(PSW)らと共に、今必要な介入は何かを、フィジカルに他職種それぞれの専門分野の立場から、検証できる環境があります。
ただ、気分の浮き沈みに翻弄される抑うつの患者さんや、認知症によって同じ内容の繰り返しに終始してしまう患者さんの訴えには、ご家族ですら、寄り添い続けるのは困難な症例もあります。しかしそのような症例でも、これまで大勢の患者さんと直にかかわり続けてきた看護者による傾聴から、患者さんの思い(主観)を他の医療職につなげていく役割は、ひときわ大きいいと思われます。
私達は、障害や認知症によって、セルフケアを他者に依存し、深く傷ついた患者さんの自己肯定感は、その都度かかわる、看護者の近い距離から回復が試されるという看護観を大切にしております。
困難ながらも、患者さんご自身の人生をまっとうしていただく主体性を、けして奪う事のない看護・介護を大切にし、患者さんのニーズに近い距離で向き合っていく。患者さんの人生を代理する事はけして出来ないという、医療倫理を再認識しながら、患者さんのニーズに近く寄り添っていく。
そうした医療者の志は、ケアを提供する側の自覚を磨いていく事を余儀なくされますが、こうした事を真面目に取り組むことで、多様な看護の対象にも悩み続ける看護者が育つのではという信念を持ち、地域から必要とされる障害者・高齢者看護を思考錯誤してまいりたいと思います。
看護部理念
「私達は地域の方に信頼される病院を目指し、良質で心温まる看護サービスを提供します」
基本方針
- 患者様の人権と人格を尊重し、安全で・安心で心のこもった看護・介護の提供をします。
- 急性期から在宅支援まで継続した看護・介護を提供します。
- 質の高い看護実践ができるよう自己研鐙に努めます。
- 魅力ある職場づくりを目指します。
看護体制
病床数 | 195床 |
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看護基準 | 一般病棟 10:1 精神科病棟 13:1 医療療養病棟 20:1 |
看護単位 | 4単位(病棟) 透析・外来 |
看護方式 | 固定チームナーシング |
看護教育 | クリニカルラダー導入・院内外研修の充実・キャリアアップ支援 |