新型コロナウイルス感染症流行の影響により、大阪府下でも発熱の方の入院受け入れが困難となる事態が発生しております。

新型コロナウイルス感染症は発熱などの症状のみでは鑑別できず、インフルエンザのように迅速診断ができないことが受け入れ困難の原因の一つとなっております。

当院におきましては発熱の方の入院受け入れを行なっておりましたが、新型コロナウイルス感染症の方が意図せず入院される可能性が高くなってきております。

このため対応策として2W病棟に独立区画を整備し、看護師も同区画専属とした感染症対応病床を開設することとなりました。

当該病棟は大阪府の感染対策に協力し新型コロナウイルス感染症疑い患者受入協力医療機関となります。

感染症指定病院や新型コロナウイルス感染症重点医療機関と異なり新型コロナウイルス感染症の方を受け入れる病棟ではありませんが、入院後新型コロナウイルス感染症と判明した方で感染症指定病院への転院ができない中等症までの方は当院で療養される可能性があります。

当院をご利用の方やご家族様にはご心配をおかけしますが、発熱の方の受け入れなど地域医療を支えるために必要な対応となります。当院におきましても感染対策を更に強化して診療にあたりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

なお、帰国者・接触者外来は行っておりません。PCR検査のみをご希望の方は当該外来を設置している病院へお問い合わせください。